野立て看板で集客する方法とは?

その他

2017年8月21日

こんばんは。

Laf Designの後藤です。

弊社(Laf Design ラフデザイン)も開業当初は運営店舗(あいほん道 宝塚店)の集客でかなり辛い経験をしましたが、

本日は野立て看板で集客する方法についてご紹介させていただきたいと思います。

野立て看板とは?

そもそも『野立て看板』という言葉をご存知でしたでしょうか?

僕もはじめ広告屋さんに聞いたときに、

「野立て看板」って正直何や?

と疑問に思いました。

改めて野立て看板について調べてみました。

【野立て看板とは?】

野立て看板(のだてかんばん)とは街路や路地、田畑などに設けて、通行人や乗客に店舗や企業などをPR、案内、誘導したりするための看板。略して野立などともいう。広告の一手段であり、屋外広告物に属する。狭義では鉄道沿線に設けられた田畑に立てる大型看板を指す。
素材はアルミステンレス等の金属、木材プラスチックなど、設置条件に応じて様々なものが用いられる。
なお、市民への啓発を目的とした行政立て看板[1]も存在するが、これは、野立て看板とは呼ばない。
※wikipedia(ウィキペディア)より引用

wikipediaで調べてもあまりピンときませんが、

野立て看板とは、

道路によくある

・この先500メートル先右折

とか

・〇〇〇前交差点の北側に店舗有

などのお店や会社の位置を表した道路にある看板のことです!!

フリーの画像があったので、例えばですがこんなイメージです。

意識しながら道路を車で走ると、かなりの数の野立て看板が至る所にあることに気づくと思います。

野立て看板の役割について

野立て看板には3つの役割があると言われていますので、ご紹介させていただこうと思います。

誘導

野立て看板のメインのターゲットは、道路を走っている車になるので、その車に対して《店舗への誘導》《駐車場への誘導》の二つの意味があります。

《店舗への誘導》の場合は、店舗近隣に来た際にもし反対車線を走っていた場合にかなりの効果を発揮します。

反対車線から来て、どこを曲がって何メートル進んだらその店舗があるか?

が瞬時にわかるデザインにしておけば、そのまま来店に繋げることも十分に可能です。

また《駐車場への誘導》の場合も同様に非常に重要な効果があります。

仮に駐車場が店舗前にない場合だと、

「店舗の近くまで来たけど、車をどこに止めていいかわからない。」

といったケースがあります。もし駐車場へ誘導する野立て看板があれば、お客様もスムーズに駐車することができるので、ストレスなく来店していただくことができます。

もし駐車場を案内する野立て看板がなく、

「よくわからないなぁ。」

と感じられるとそのまま通り過ぎ、

「あそこなんだか行きにくいしなぁ。」

と思われ、二度と来店してもらえない可能性があります。

走行中の車からでも瞬時にわかるよう、野立て看板を大きく目立つように出すことで、お客様がせっかく来店するチャンスロス(機会ロス)を減らすことにもなります。

事前告知

野立て看板には事前告知という役割もあります。

店舗から離れた郊外の道路を走っていると、

〇〇〇店 ここより1キロメートル先右側

といった表示も多くあります。

店舗の近隣でなくても、ある程度商圏が広い商売だったらこのように遠方に設置する「事前告知」の野立て看板でも十分有効な使い方ができます。

ここぞという時に、タイムリーな情報を発信することで、集客は最大化されますが、

「事前告知の方法でより強化されます。

商圏・シェアの拡大

野立て看板を戦略的に使えば、かなりの効果が期待できます。

僕が思う一番の役割は、この「商圏・シェアの拡大」が一番ではないかと思います。

エリアマーケティング手法の一つで、「店舗の集中出店」という方法があり、ある特定のエリア(商圏)に複数の店舗を構えることで、そのエリア(商圏)での認知度を一気に高めるという手法があります。

大手コンビニチェーンのローソンやセブンイレブン、ファミリーマートがよく使っている手法で、

    

このように向かい合って、同じコンビニチェーンがあったり、数〇メートルしか離れていないのに複数の店舗が点在しているというようなケースが多くあります。

大手コンビニチェーンのように膨大な資金力があればこの手法は可能ですが、個人店舗や中小企業レベルではなかなかこの手法は使えませんが、

野立て看板をうまく使えば、個人店舗や中小企業レベルでも同様程度の効果を表すことができます。

※実際にどのように野立て看板を利用して「商圏・シェアの拡大」を狙うのかについては後ほどご紹介いたします。

以上が野立て看板の3つの役割になります。

野立て看板の効果について

野立て看板の役割についてご紹介させていただきましたが、ターゲットの対象の違いにより2つの効果を作り出すことも可能です。

メモリーインプット効果

野立て看板は道路沿いあることが多いので、その道路を毎日や毎週利用する人にとっては、かなり目にとまりやすく効果的になります。

例えば、通勤や通学で毎日同じ道を利用する人や、買い物やお子さんの送り迎えなど、生活道路として利用している地域の人々にとっては無意識で見ていることも多く、尚且つ何度も目にするので、野立て看板の内容が自然と記憶に残るようになります。

無意識の状態でも、同じ情報を複数回も目にすることで、頭の記憶に残りやすく、野立て看板と実店舗の看板等を組み合わせることで、記憶の残りやすさは飛躍的に上がります。

このことを「メモリーインプット」効果と呼び、すり込み効果とも言います。

チラシや地域人気のクーポン氏、DM等の紙媒体と合わせると更に効果的です。

野立て看板は、この「メモリー・インプット効を、戦略的に起こすことができる広告媒体です。

衝動的な来店意欲を作り出す効果

メモリーインプット効果とは逆に《衝動的な来店意欲を作り出す効果》もあります。

例えば普段通らない道で、飲食店などの場所を告知する野立て看板があった場合に、

「お腹が空いたし、どこかでご飯を食べたいなぁ・・・」

とちょうど考えていて、そのお店の場所やサービスの内容を掲載している野立て看板を目にすると、

「ちょっと行ってみようかな?」

という衝動的な来店意欲を生み出すことがあります。

まさにそのことを考えていて、その情報を目にした時、人は予定外であるにも関わらず、重要な決断を衝動的に行ってしまうという本能があります。

野立て看板はこのような人々に向けて「タイムリーな情報」を発信する、極めて効果的な媒体であるとも言えます。

具体的にどのように野立て看板を利用したのか?

僕の運営店舗(あいほん道 宝塚店)でも野立て看板をうまく使って集客した例があるので、ご紹介させていただこうと思います。

当店(あいほん道 宝塚店)は現在は移転し国道沿いの交通量が多い場所へ移転しましたが、平成28年1月15日~平成29年10月13日までは、宝塚市役所近くの県道沿いに店舗を構えていました。

【あいほん道 宝塚店 旧店舗】

所在地:宝塚市伊孑志2丁目6-3 サカセイーストビル103号

店舗前は県道なので交通量は少なく、宝塚末広中央公園という大きな公園があり、遊ぶ人はちらほらいますが、お店に来てくれる人はほとんどいませんでした。

そこでオープンから2か月ほど経過した時に思い切って、野立て看板を国道沿いに設置しました!!

前項の《商圏・シェアの拡大》でご紹介した大手コンビニチェーンのマーケティング手法である、「店舗の集中出店」のような効果があり、認知度が格段に上がりました。

その後はWebやアナログ媒体等もフル活用し、来客も増え今ではかなり安定した集客ができるようになりました!!

野立て看板はコストが高い!!という印象がありますが、相応の効果もあるので、おススメの広告媒体の一つかと思います。

以上です。

いつも長々とお読みいただきありがとうござます。

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